酒の酔いを覚まそうと、
ネットカフェで時間をつぶしていると...。

はまってしまった。
韓国で生まれたゲーム。Lineage。

モニタに映るキャラクターが、
モニタの向こうに居る誰かであり、
時を同じくして向かい合っているんだと思うと
不思議な感じだった。


もともと、TVすら見ない人だから、
ゲームなんてほんとに気が向いたときしかしないから....。

経験値がたまらない
　　　↓
レベルが上がらない
　　　↓
弱い
　　　↓
難しい...。

という悪循環のままです。

それよりも、遊べる時間を作ることが必要かな？

2/1付けの日記に
「薬貰って、注射を打った。」と書いてある。

微妙な言葉だな。
もちろんクスリはいけません。
まだバーに居た頃、そんな話を聞いたことを思い出した。

大丈夫クスリがなくても
いくらでも気持ちよく慣れるからね。

実は、内緒にしてることがあったんだ。
昨日、会社抜け出して病院に行った。
薬貰って、注射を打った。

あなたのインフルエンザの看病したくらいから、
なんだかのどが痛かったりは続いてたんだけど。
今日、猛烈な吐き気に襲われた。

ただの風邪の症状しか出てないけれど。

とりあえず、注射して薬飲んで、なんでもない振りしてる。

昨夜は久しぶりに外で食事をしたね。
珍しくバーで飲んだりして。
二人っきりで外で飲むのはいつ以来だろう？

プレゼントの時計も気に入ってもらえた見たいだし
風邪のことは、もう少し隠しとく。

目が覚めたら、何故だかこの単語が

僕の頭を離れない。

【そのときハートは盗まれた】

1.2.3.4！のカウントと共に

THE BEATLESの演奏が頭の中で繰り返してる。

いっそ、この日記のタイトルにしてしまおうかしら？

ハートを盗まれた瞬間！

笑顔とか、しぐさとか、言葉とか。

思い出してみよう。


またあのときの気持ちを思い出してみよう。


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ところで、THE BEATLESのI SAW HER STANDING THEREの
直訳「僕は彼女があそこに立っているのを見た」を
【そのときハートは盗まれた】って邦題付けた人
センスあるよね。

◆----
【そのときハートは盗まれた】
I SAW HER STANDING THERE
　　Music By.THE BEATLES
　　　　　　　　　　　　　----◆

この仕事を始める前、僕は夜の仕事をしていた。

まったく、そんなガラじゃないけれど、深夜営業のバーにいた。

酒は弱いし、人と話すのは苦手だし、ほんとに向いてなかったんだと思う。

バーテンをしながら、店の隅に置いてあるキーボードを弾いていた。

ただ弾いているのが楽しくってしょうがない時期、

演奏するのがつらい時期、

自分の意志とは関係なく、苦手な曲でも演奏していた。

でたらめな弾き方だけれども、毎日弾いていれば、

それなりに演奏できるようになったりして...。


キッチンのシェーカーをみながら、ふと思った。

そういえば最近、あなたにカクテルを造らなくなったね。

今度の週末でも、二人でゆっくり飲みたいね。

今宵を楽しく過ごしましょう。

自分のために、あなたのために


◆----
【今宵を楽しく過ごしましょう】
SGT.PEPPER’S
　LONELY HEARTS CLUB BANDより
　　　　　Music By.THE BEATLES
　　　　　　　　　　　　　----◆

「雪の降った日の朝ってわかる？

　誰の足跡も無い場所を、

　踏み荒らしてメチャクチャに

　してしまいたくなるような。

　なんだか、そんなイケナイ気持ち...」


なぁんて、おねぇさんから甘い言葉を囁かれたのは、

もう何年も前のこと。

当時を思い返せば、お姉さんの目には新鮮に映るような行動しか

僕は取ってなかったんだろうなと覚めた自分がここにいる。

相手を楽しませようとか、そんな余裕は無くって

一緒に居たいんだけど電話すらも出来なかったりして。

経験無いなりにがんばったりした。

相手に伝えることがうまく出来ないから。

「あのときどうして　嘘をつかなかったのだろう。
　今までそうして生きてきたはずなのに。」

なんて、借りっぱなしのCDの歌詞が、頭の中で繰り返してる。
僕の住む町では、雪が降るのが珍しいのです。

降り止まないけど、積もらない雪を見ながら

そんなことを思い返してみたり...。

あ、上のおねぇさんと出逢ったのはこの町では無かったけれど...。

確か、雪がとてもたくさん積もった年でしたね。

街に、雪は積もってますか?

あなたの街に積もってますか？

◆----
Snowより
　　Music By.B’S
　　　　　　　　　　　　　----◆

「ヒゲ...。」
彼女の不機嫌そうな声が、
カラっぽの頭を左耳から右へと通り抜けていく。
けど、とりあえず目はあわさないまま、今夜の食材を探して....と。
「剃ってくるって昨日言ったよね？」
...。
いや映画を見に行くって言ってたからさ...。
さすがにココまで伸ばしたヒゲじゃ人相悪いじゃん？って思ったわけで...。
ほら、でも今日は家でピザを焼くだけだから別にいいかなぁ...って思ったわけさ。うん。
もう、生地も醗酵してるしさトッピングして焼くだけだし...。
と話をそらしたのは一昨日の事。

伸ばし始めて丁度二週間。
ほら、前も言ったけど僕の家系の男は、頭を剃るか（はげるか）ヒゲを蓄えるかしなきゃならないみたいだし。
聞いたこと無いけど、法事のときみんなそうだったんだよ。
きっとそのうち、床の間に正座したりして親父の前で家訓とかといっしょにヒゲお手入れセットとか渡されるんだよ。
とか繰り返しもっともらしく言ってみるけれど。
本当は、ただ単にめんどくさいだけなんだ。
チクチクするのはお嫌いですか？
デリケートな部分があれちゃう？

だめ？
剃るように努力します。
でも、ちょっともったいないかなぁ。

ん...。
あとね、ヒゲを抜こうとする君の腕を捕まえてベタベタできるんだけどなぁ。

◆----
【君を刺激したいんだ】
A Day In The Lifeより
　　Music By.THE BEATLES
　　　　　　　　　　　　　----◆